衰えか故障か…巨人・長野久義に聞いた“打撃不振”のワケ

公開日: 更新日:

 不振を極める巨人長野久義(32)が、10日の阪神戦で今季初本塁打を放った。開幕から91打席目にしてようやく飛び出した一発。復調を待望する高橋監督は満面に笑みを浮かべていたが、「阪神先発の岩貞が悪すぎた。三回までに阿部、坂本、マギーに被弾。球にまったくキレがなく、ストライクとボールがハッキリしていて、四回で降板していなければ、何点取られるか分からないという内容。長野はそんな岩貞から一発を放ったものの、スイング後に下半身がフラつくなど、本調子にはまだ程遠い。14年に手術した右ヒザの状態が良くないのではないかと思う」とは、巨人OB。

 実際、この日の安打は本塁打の1本だけで4打数1安打。七回の4打席目を終えたところで、投手に代えられベンチに下がった。打率は・188とまだ1割台。得点圏にいたっては20打数無安打である。11年に首位打者、12年に最多安打のタイトルを獲得した巨人きってのヒットメーカーに何があったのか。長いトンネルから抜け出せない、悩める選手会長を直撃した。

  ◇  ◇  ◇

「打てない理由ですか?WBC後遺症です!」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは