8戦連続2ケタKも…楽天・則本の“球数”にメジャーが不安視

公開日: 更新日:

■マー君以上のハイペース

 レンジャーズのダルビッシュは日本ハム時代の2010年、11年と3000球以上を投げ、翌12年にレンジャーズ入団。メジャー3年目の14年途中に右肘痛でDL入りし、15年にトミー・ジョン手術を受けた。前出のスカウトが続ける。

ヤンキースのタナカが楽天最終年の13年日本シリーズ第6戦で、160球完投勝利を挙げ、その翌日に救援で15球を投げたことで、メジャー関係者は一様に表情を曇らせました。その年はWBCもあり、投球数は3500球に到達していた。タナカは駒大苫小牧高時代の3年夏、甲子園全6試合で742球を投げ、さらに楽天時代の7年間で約2万球と投げまくった。案の定というか、ヤンキース入りした14年シーズン途中に右肘の靱帯を部分断裂している。ノリモトはアマ時代はそれほど酷使されていないが、プロ5年間で約1万7000球は田中以上のハイペース。いくらタフな投手とはいえ、日本でプレーし続けるにしても、これでは故障しかねない」

 梨田監督は、そろそろ“球数制限”を考えた方がいいかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  2. 2

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    吉村代表こそ「ホント適当なんだな」…衆院議席3分の1が比例復活の維新がゾンビ議員削減と訴える大ボケ

  5. 5

    吉村代表は連日“ドヤ顔”、党内にも高揚感漂うが…維新幹部から早くも「連立離脱論」噴出のワケ

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    ブルージェイズ知将が温めるワールドシリーズ「大谷封じ」の秘策…ドジャース連覇は一筋縄ではいかず

  3. 8

    高市政権は「安倍イタコ政権」か? 防衛費増額、武器輸出三原則無視、社会保障改悪…アベ政治の悪夢復活

  4. 9

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  5. 10

    亀梨和也気になる体調不良と酒グセ、田中みな実との結婚…旧ジャニーズ退所後の順風満帆に落とし穴