弱点減り有力候補も不在 早実清宮「12球団1位」へ一直線

公開日: 更新日:

 転機は昨秋の東京大会決勝で、日大三のドラフト候補左腕・桜井から5打席連続三振を喫したこと。ボール球になるスライダーにことごとく手を出した教訓から、体の開きを意識するようになったという。和泉実監督は試合後、「ああいう打撃(逆方向)が出始めると、彼本来のものが出てくる。これで徐々に良くなってくる」と目を細めた。

 清宮周辺では早大進学説が根強いが、「次第に弱点が減って進化している。『進学』なんて言い出しにくい雰囲気にはなってきた」と前出のスカウトはみている。

 プロ球団の評価もうなぎ上りで、ドラフト1位指名の最多重複記録を塗り替える可能性まであるという。

 これまでの最高は89年の野茂英雄(新日鉄堺)と90年の小池秀郎(亜大)の8球団。

 つまり9球団以上が清宮を1位指名するかもしれないということだ。

巨人は“雑音封じ”が狙い

 しかし、だからといって、清宮が高卒ルーキーながら3割30本をマークした清原和博や、後にヤンキースで4番を打った松井秀喜クラスの選手かといえば疑問。「多くの球団は実力プラス人気と話題性で1位というのが掛け値なしの評価でしょう。高校時代の清原や松井が持ち合わせていたような下半身のパワーやキレは感じられないし、本格的なトレーニングも足りないとみている球団が多い」と、あるセ・リーグ球団の編成担当者がこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る