ド軍デビュー戦で10K ダル“史上最速1000奪三振”秒読みへ

公開日: 更新日:

 ドジャースダルビッシュ有(30=前レンジャーズ)が、奪三振の量産態勢に入った。

 移籍後初登板初勝利となった4日(日本時間5日)のメッツ戦で10奪三振。今季5度目の2ケタ奪三振をマークし、計158奪三振とした。

 サイ・ヤング賞候補にノミネートされた2013年にはメジャートップの277個の奪三振。これまでスコアブックに多数の「K」(三振)を並べ、今回の登板でメジャー通算970奪三振。通算1000奪三振までカウントダウンに入った。

 ダルは先のメッツ戦まででメジャー通算123試合に登板。驚異的なペースで奪三振を積み重ねており、順調なら8月中に大台到達も可能だ。リーグをまたいだ移籍のため、今季のダルはサイ・ヤング賞を筆頭に個人タイトル受賞の権利はなくなったものの、ケリー・ウッド(カブスなど)の持つ通算1000奪三振の史上最速記録(134試合)の更新も見えてきた。

 今後、登板が予想される対戦相手には大型扇風機みたいな打者がゴロゴロいる。ドジャースはレギュラーシーズン終了まで先発6人制を敷くとみられる。当面は中5日の登板になり、次回は10日のダイヤモンドバックス戦。これ以降はタイガース戦、ブルワーズ戦と続く。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも