サニブラウンは世界陸上200m7位 終盤失速で快挙ならず

公開日: 更新日:

 史上最年少(18歳5カ月)での快挙とはならなかった。

 陸上の世界選手権(ロンドン)は10日(日本時間11日)、男子200メートル決勝を行い、サニブラウン・ハキームは20秒63で7位に終わり、日本勢では2003年パリ大会で銅メダルを獲得した末続慎吾以来となる14年ぶりの表彰台を逃した。

 トルコのラミル・グリエフが20秒09で金メダルに輝き、400メートルとの2冠を狙ったウェード・ファンニーケルク(南アフリカ)は0秒02差の2着だった。

 第8レーンでスタートラインに立ったサニブラウン。号砲への完璧な反応を見せて好スタートを切り、序盤は自己ベスト19秒台が揃う海外勢と互角の走りを披露した。

 しかし、コーナーを回り終えた後の直線でライバルに引き離されると、終盤は失速。最後はスピードを緩めるようにゴールした。

 走り終えたサニブラウンは、両手で顔を覆ってしゃがみ込むと、しばらく動けない。電光掲示板でタイムと着順を確認すると、悔しそうに表情をゆがめた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然