世界陸上400m連覇 ファンニーケルクの稼ぎと市場価値

公開日: 更新日:

 世界最速男の“後継者”が圧倒的な強さを発揮した。

 陸上の世界選手権(ロンドン)は8日(日本時間9日未明)、男子400メートル決勝を行い、世界記録(43秒03)保持者のウェード・ファンニーケルク(25=南アフリカ)が43秒98で連覇を達成した。

 ファンニーケルクは上々のスタートを切ると最終コーナーを回ってトップに。最後の直線でライバルの猛追を受けたが、最後は流すようにゴールした。

 15年北京大会で優勝し、一躍、世界から注目を浴びた南アのスプリンターは400メートルに加えて、自己ベストはそれぞれ100メートル9秒94、200メートル19秒84と、いずれもトップレベル。今大会を最後に引退を表明している100メートル(9秒58)、200メートル(19秒19)の世界記録保持者であるウサイン・ボルト(30=ジャマイカ)もファンニーケルクの素質を絶賛。「俺が引退した後は、彼が陸上界を引っ張っていくことになるだろう」と後継者に指名しているほどだ。

 今大会の注目度はボルトのラストランにも引けを取らないが、ファンニーケルクの市場価値はすでに世界最速男を上回っているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?