「金属打ち」露呈も…広陵・中村がU18で評価を上げたワケ

公開日: 更新日:

 中村は先月23日の決勝まで甲子園で戦い、地元の広島に戻ったのは翌24日。自宅に1泊しただけで、翌日の夕方にはU18に合流した。週末の練習試合には首脳陣の反対を押し切って3試合とも出場。本番でもスタメンを外れたのは3戦目のキューバ戦だけで、DH起用や途中交代はあったものの、決勝戦までほぼぶっ通しでグラウンドに立ち続けた。

「ただでさえ捕手は負担が大きいうえ、甲子園から休む間もなく合宿に合流し、カナダへの長時間移動に時差もあった。そんな中、出場しなかったのは1試合だけ。打てないながら6四球を選び、チーム最多の4盗塁を決めた。甲子園のプレーぶりから、気持ちの強さは把握していましたが、体の強さもハンパじゃないことが分かったのは収穫でしたね」(パ・リーグのスカウト)

 プロ側の評価は落ちるどころか、むしろ上がったようなのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動