「金属打ち」露呈も…広陵・中村がU18で評価を上げたワケ

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 中村は先月23日の決勝まで甲子園で戦い、地元の広島に戻ったのは翌24日。自宅に1泊しただけで、翌日の夕方にはU18に合流した。週末の練習試合には首脳陣の反対を押し切って3試合とも出場。本番でもスタメンを外れたのは3戦目のキューバ戦だけで、DH起用や途中交代はあったものの、決勝戦までほぼぶっ通しでグラウンドに立ち続けた。

「ただでさえ捕手は負担が大きいうえ、甲子園から休む間もなく合宿に合流し、カナダへの長時間移動に時差もあった。そんな中、出場しなかったのは1試合だけ。打てないながら6四球を選び、チーム最多の4盗塁を決めた。甲子園のプレーぶりから、気持ちの強さは把握していましたが、体の強さもハンパじゃないことが分かったのは収穫でしたね」(パ・リーグのスカウト)

 プロ側の評価は落ちるどころか、むしろ上がったようなのだ。

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