年間王者狙う松山英樹 最終戦の難グリーンをどう攻略する

公開日: 更新日:

■波に乗りにくいフロントナインをどう切り抜けるか

 今季の松山は、後援競技のヒーロー・ワールドチャレンジを除けば、優勝した3試合は全て初日スコアが60台。初日のフロントナインでパッティングに自信が持てれば、多少スコアに浮き沈みはあっても上位争いに加われる力はある。

 ただし、昨年大会から同コースはフロントナインとバックナインを入れ替え、アウトの方が難易度が高い。イーストレークのグリーンは基本的には受けグリーンだが、やや右に曲がる1番(469ヤード・パー4)は、奥右から左手前へときつい傾斜がある。第1打はフェアウエー左サイドに運ばなければバーディーチャンスにつけられず、ピンポジションによってはいきなりボギー発進になりやすい。6番(525ヤード・パー5)などバーディーが取りやすいホールもあるが、8番、9番も厄介だ。特に左サイドが池の8番(471ヤード・パー4)はグリーンのセンターに「山の背」があり、昨年の平均ストローク数は4.299。ピンが奥に切られると、グリーンを外した際のアプローチが難しい。9番(235ヤード・パー3)も2段グリーンで最もパットが難しいホールといわれている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手