Bクラス転落…育成掲げる巨人に「掛布二軍監督」のススメ

公開日: 更新日:

 今季まで阪神の二軍監督を務めた掛布雅之氏(62)が18日に放送されたTBSラジオの番組に出演。他球団からオファーがあった場合に応じる姿勢を示した。

 パーソナリティーの伊集院光から「阪神以外のオファーがあったら」と聞かれると、「どこのユニホームでも着ると思います。野球界に対して、そういうチャンスをいただけるんであれば、行かなくてはいけないだろうと。そういう気持ちは二軍監督をしてより強くなりました」と明言した。

 来年は阪神のオーナー付アドバイザーへの就任が濃厚とされるが、掛布氏本人が「どこでも」と言うなら、真っ先に手を挙げるべきは、今季Bクラス4位に沈んだ宿敵巨人ではないか。

「掛布二軍監督は秋山、中谷、高山、原口、江越らの若手にきっかけを与え、今季リーグ2位に入った阪神の育成面を担った。指導方針を巡って金本監督と意見が対立したが、退任が決まると二軍選手は『掛布さんのために』と口を揃えるなど信頼を得ていた。一方、巨人のチーム再建のカギは『若手の育成』だと高橋由伸監督ははっきり言っている。だったら掛布さんを二軍監督として招聘するのはダメなのか? そんな声が巨人のチーム内外に上がっています」(球界関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」