安倍昌彦
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安倍昌彦スポーツライター

1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。自身が責任編集を務める雑誌「野球人」を始め、著書、寄稿は多数。

速球には手の平の骨が粉砕されるような馬力と破壊力が

公開日: 更新日:
150キロがドーン「ホームラン」提供

 この秋……いや、正確に言えば、この春から秋にかけて変わった。

<馬場>というぐらいだから、もともと仙台育英高当時から馬力はすごかった。そこに大学に進んでから重ねたトレーニングの成果が加わって、3年生でもう<150>の大台を軽く超えていた。

 自慢の速球で三振を欲しが…

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