親方とモンゴル勢の板ばさみに…貴ノ岩は今後どうなる?

公開日: 更新日:

 暴行事件の「加害者」は土俵を去った。では、「被害者」は今後、どうなるのか。

 事件発覚以降、一度も公の場に姿を見せていない貴ノ岩

 11月場所中は貴乃花親方が福岡の宿舎内から一歩も出さず、現在もどこかにかくまわれているという。

 すでに貴乃花親方は、次の1月場所も貴ノ岩を全休させることを示唆している。11月場所の番付は前頭8枚目。全休は全敗扱いとなるので、1月場所は十両転落が確定している。そのうえ1月場所も休場となれば、幕下からの出直しを余儀なくされる。

 モンゴル事情に詳しいタニマチ筋は「気がかりなのは、番付よりも本人の精神状態です」と、こう話す。

「貴ノ岩が師匠の『他の部屋の力士とは仲良くするな』との方針で、モンゴル勢と距離を置いていたのは事実。ただ、それでも本人はどちらかといえばモンゴル寄りです。事実、日馬富士には目をかけられ、同郷の後輩力士と飲みに行くこともありましたからね。いわば、親方とモンゴル勢の板ばさみにあっている」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」