安青錦の綱とりに立ちはだかる天敵・横綱大の里 ケガの功名で進化、ますます攻略困難に

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 分厚い壁を乗り越えられるか。

 新大関の安青錦(21)は1月場所を制し、新関脇だった11月場所から連続V。昨年、新入幕を果たした大阪の3月場所で、今年は早くも綱とりに挑む。

 低い姿勢で安定感のある相撲が持ち味。幕内では5番以上負けたことがないが、天敵もいる。

 横綱大の里(25)だ。安青錦はこれまで4度対戦し、4連敗。立ち合いで吹っ飛ばされ、文字通り、一蹴され続けている。綱とりを目指すにあたって障壁になりそうだが、ある親方は「来場所以降はさらに攻略が困難になりますよ」と、こう続ける。

「大の里は11月場所で負傷した左肩の影響もあり、1月場所序盤は土俵際の逆転劇といったギリギリの相撲が続いていた。それが中盤以降は琴桜高安などの上位陣や難敵を相手に4連勝。安青錦も秒殺された。前半と後半でまるで別人のように変わったのは、精神的に一皮むけたからです。なにせ、大の里は入門からこれといった苦戦や足踏みもなく、順調に横綱昇進。それが左肩を故障し、初めて困難にぶち当たった。大の里は左でおっつけながら右を差すのが得意。しかし、左肩を気にするあまり、動きが鈍く、消極的になっていた。ケガの痛みというよりは、再発を恐れて患部を意識しすぎていたフシがあった。それが途中から開き直り、右からの攻めを見せ、左おっつけも再び使えるようになった。右を効果的に使うことで、左右の攻めのバランスもよくなった」

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