「天空海」は何と読む? 角界に“キラキラネーム”急増中

公開日: 更新日:

 角界も時代の波には逆らえない。最近、力士のキラキラネームが急増している。

 かつての力士のしこ名と言えば、〇〇海、△△山など自然の雄大さなどにあやかったものが多かった。あるいは、琴(佐渡ケ嶽)、千代(九重)など部屋を象徴する文字をもらって名づけるのが一般的だ。

 ところが、昨今のしこ名は“個性化”するばかり。天空海と書いて、「あくあ」と読ませる。ほとんどの人が読めないだろうが、今場所の天空海は西幕下4枚目ですでに勝ち越しており、来場所の十両昇進が濃厚。あくあの呼び名も定着するはずだ。

 また、三段目の爆羅騎は、「ばらき」と読む。昔の暴走族のようなネーミングだが、本名から付けた立派なしこ名だ。

 この爆羅騎も含め、式秀部屋はキラキラネームの宝庫と言っていい。他にも、桃智桜、黎大、覇王、大当利。桃智桜は、本人がアイドルの嗣永桃子(愛称・ももち)のファンであることから命名された。嗣永が芸能界を引退してしまっただけに、桃智桜の力士寿命も心配になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾