「天空海」は何と読む? 角界に“キラキラネーム”急増中

公開日: 更新日:

 角界も時代の波には逆らえない。最近、力士のキラキラネームが急増している。

 かつての力士のしこ名と言えば、〇〇海、△△山など自然の雄大さなどにあやかったものが多かった。あるいは、琴(佐渡ケ嶽)、千代(九重)など部屋を象徴する文字をもらって名づけるのが一般的だ。

 ところが、昨今のしこ名は“個性化”するばかり。天空海と書いて、「あくあ」と読ませる。ほとんどの人が読めないだろうが、今場所の天空海は西幕下4枚目ですでに勝ち越しており、来場所の十両昇進が濃厚。あくあの呼び名も定着するはずだ。

 また、三段目の爆羅騎は、「ばらき」と読む。昔の暴走族のようなネーミングだが、本名から付けた立派なしこ名だ。

 この爆羅騎も含め、式秀部屋はキラキラネームの宝庫と言っていい。他にも、桃智桜、黎大、覇王、大当利。桃智桜は、本人がアイドルの嗣永桃子(愛称・ももち)のファンであることから命名された。嗣永が芸能界を引退してしまっただけに、桃智桜の力士寿命も心配になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ