親方とモンゴル勢の板ばさみに…貴ノ岩は今後どうなる?

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 暴行事件があったのは10月26日の未明。日馬富士が会見で「貴ノ岩が(その日の鳥取巡業中に)謝罪に来て、握手をした」と話したように、その光景は何人もの関係者が目撃している。

 もし、貴ノ岩がモンゴル勢と断交していたのなら、「加害者」に謝る必要などない。謝罪したということは、貴ノ岩も日馬富士が指摘した「礼儀と礼節」について、思うところがあったからに他ならない。

貴乃花親方によれば、貴ノ岩は協会の調査に応じられないほど体調が悪いという。しかし、暴行を受けた7日後の市長訪問などの姿を見る限り、とてもそうは思えない。横綱審議委員会の北村委員長が『親方の意思と関取(貴ノ岩)の意思は一致しているのだろうか。親方が成り行きを決めていいのか……』と話していたように、貴ノ岩がこの展開を望んでいたかは疑問が残る。貴乃花親方はノイローゼを理由に、貴ノ岩を再び入院させようと画策したという話も聞いている。貴ノ岩は自身がきっかけで日馬富士が引退し、結果としてモンゴル軍団の恨みを買った。さらに軟禁生活が続くとなれば、本当にノイローゼになってもおかしくない」(前出のタニマチ筋)

 親方の犠牲となってしまうのか。

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