元大関・朝乃山が3勝キープで優勝戦線に生き残り「1つ2つ負けても今までの経験に比べれば…」

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 今場所が2度目の返り入幕の朝乃山(31)が22日、藤ノ川を下して3敗をキープ。トップの安青錦とは星の差1つで、賜杯に望みをつなげた。

 今場所は2024年7月場所以来となる幕内の土俵で、2度目の返り入幕。何度も幕下以下に落ちながら、そのたびに這い上がってきた。

 最初の飛躍のきっかけとなったのは19年5月場所。来日した米国・トランプ大統領の目の前で初賜杯を掴むと、翌年大関昇進。しかし、21年5月場所中にコロナ禍での無断外出など、協会が定めたガイドライン違反が発覚。さらに協会の調査に嘘をついたことも問題視され、6場所出場停止という極めて重い処分を食らった。

 この処分で三段目まで落ちたものの、1年で幕内復帰。小結まで番付を戻し、「今度こそは」という矢先、朝乃山を襲ったのがケガだ。24年の春巡業中に右膝内側側副靱帯を損傷すると、直後の5月場所を休場。7月場所中には左ヒザ十字靭帯断裂の大ケガを負い、再び長期休場を余儀なくされ、前回同様、三段目まで転落した。

「最初の転落劇は半ば自業自得とはいえ、2度目は悲劇そのもの。しかし、そのたびに良い意味で開き直ったというか、相撲が磨かれてきた印象がある。大関時代の朝乃山は白鵬も認めた右四つの力士。しかし、四つ相撲にこだわるあまり、立ち合いでまわしを取れないと苦戦しがちだった。それが現在はまわしを取れずとも、前に攻める相撲を徹底している」(角界OB)

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