エンゼルス入り大谷の故障情報流出 “犯人探し”にMLB血眼

公開日: 更新日:

 二刀流の個人情報流出に大リーグ機構(MLB)がナーバスになっている。

 エンゼルス入団が決まった大谷の故障に関する情報が報じられたことで、MLBが犯人捜しを行うというのだ。14日(日本時間15日)、スポーツ専門局「ESPN」(電子版)など複数の米メディアが伝えている。

 米誌「スポーツ・イラストレーテッド」(電子版)は12日、大谷獲得に動いた球団フロントの話として「今年10月に右肘のPRP(自己多血小板血漿)療法を受けた」と報道。これを複数のメディアが後追いし、中には大谷サイドが提出した故障歴の報告書を掲載したケースもあった。

 MLBでは選手が移籍する際、球団同士で故障情報を共有することを義務付けている。選手の故障を隠した場合、トレードは無効になり、厳罰に処される。選手の故障歴は個人情報として扱われるため、各球団とも厳重な管理を徹底している。

 MLBでは今後、大谷の情報を流出させた人物を特定するため、各球団フロントに対し、携帯電話やメールの通信履歴の開示を求めるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か