米からフロント幹部来日 菊池雄星獲得の決め手は“カネ”だ

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 西武菊池雄星の周辺が慌ただしくなってきた。

 去る4月20日、西武ドーム(メットライフ)で行われたロッテ戦にはヤンキース、レッドソックスなど計メジャー10球団のスカウトや編成担当者が訪れた。中でもフィリーズ、パドレス、ダイヤモンドバックスは、わざわざ米国からフロント幹部が足を運んだほどだ。

 各球団ともトレード期限の7月末過ぎには、来季へ向けた構想が固まる。視察する球団は今後、徐々に増えるだろうし、9月にはGMクラスが来日して最終的なチェックをすることになる。

 菊池は今オフ、ポスティングシステムによるメジャー挑戦が有力視されている。現在のポスティングシステムは移籍金付きFAのようなものだから、最終的に本人が行きたい球団に行ける制度だ。カネを含めた条件面、球団の特徴、本拠地の環境や気候、本拠地球場の特性、球団関係者との人脈などがポイントになる。

 23歳の大谷は新労使協定によって年俸や契約金の総額が制限された。つまり、カネを含めた条件面が球団を選ぶ際の基準にはならなかった。わたしが知る限りでは「日本人選手のいないチーム」を希望していた。

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