外野挑戦でブレーク 西武外崎修汰は“決めゼリフ”が愛称に

公開日: 更新日:

「ちょうど、正遊撃手がいない時期だったからね。でも、いずれは外野をやるんじゃないかな、という気もしていた。理由? 内野にはDNAってのがあるんだよ。センス? そう言ってもいいかもしれない。そのDNAが濃くなければ務まらないのが遊撃というポジション。例えばウチの源田なんかは、生まれながらの遊撃手なんだよ。生粋の遊撃手は1年目から一軍で守備だけでもできるもの。だから、外崎もいずれは外野も……とはドラフト当時から思っていたよ。アマ時代は外野をやったことなかった?ウソ! それは初めて聞いたなあ(笑い)」

【淡泊さの克服】

 今でこそ主力に成長したが、辻監督に抜擢された当初は初球からバットを振り回し、凡退を繰り返した。

「結果を出さなきゃ、という思いが強すぎて、ストライクゾーンに来た球はやみくもに振っていたんです。追い込まれて三振が怖かったので、ファーストストライクから打ちにいってた部分もあります。でも、昨季の途中からフリー打撃で(打撃投手が直球と変化球を交ぜて打者に予告なしに投げる)ミックスをするようになってからは、追い込まれても右にファウルを打つイメージができるようになった」(本人)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇

  2. 2

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  5. 5

    山﨑賢人&広瀬すず破局の真偽…半同棲で仕事に支障が出始めた超人気俳優2人の「決断」とは

  1. 6

    ご都合主義!もどきの社会派や復讐劇はうんざり…本物のヒューマンドラマが見たい

  2. 7

    「石破続投」濃厚で党内政局は形勢逆転…そしてこれから始まる“逆襲劇”

  3. 8

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  4. 9

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  5. 10

    自民保守派が“石破おろし”で分裂状態…次期党総裁「コバホークだ」「いや高市だ」で足並み揃わず