19歳誕生日に初適時打 清宮育成計画を日ハム球団社長語る

公開日: 更新日:

「もっと打って気持ちよく迎えられればよかったですけど、そうもうまくいかない。来年の誕生日はもっと打っていたい」

 25日に19歳の誕生日を迎えた清宮幸太郎がこう言って決意を新たにした。

 報道陣からケーキを用意され、歌で祝福されると「ありがとうございます」と恐縮しきりだった清宮は、同日の西武戦でプロ初適時打を含む4打数2安打の活躍。マルチヒットも自身初とあって、記念日に花を添えた。

 その清宮の評判や育成について、球場を訪れていた竹田球団社長に話を聞くと、「(大谷)翔平もそうでしたが、清宮は素晴らしい人間性を持っている。誕生日の対応もしっかりやっていたことでしょう」と評価した上で、こう続けた。

「彼にはまず、当たり前のことを当たり前にできるようになってもらいたい。感謝するのはタダ、笑顔もタダです。約束を守る、整理整頓をする。そういうことが大事。技術はそれからでいい。(一、二軍については)栗山(監督)に任せている。2人の出会いは運命だと思う。栗山に任せておけば必ず育ててくれる。必ず日本を代表する選手に育てます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態