打率1割6分に低迷…日ハム清宮が直面するスタミナの壁

公開日: 更新日:

「新人だからいろんな課題が出てくるのは当然ですが、中でも試合に出続ける体力を身につけることが大切になる」

 あるコーチが清宮幸太郎(18)について、こう指摘する。

 22日のロッテ戦は「8番・左翼」で2試合ぶりにスタメン出場し、3打数無安打に終わった。1点を追う七回2死一、三塁の好機で遊直に倒れて悔しさをあらわにし、「チャンスで一本と、それだけ思っていったのですが、ちゃんと明日は打てればと思います」と反省した。

 打率は・164まで落ち込むなど、プロの壁にブチ当たっている清宮。試合前には栗山監督が20日の楽天戦のスタメンを外れたことについて、「疲れもあるだろうし、早めに休ませなきゃと思っていた。一番ダメなのはケガ」と言及。さらにプランとして浮上していた二軍との親子ゲームも、23日については見送られることになった。

「体力不足は多くの新人がブチ当たること。清宮も下半身にヘバりが見え、打撃も守備も上体に頼りがちになっている。今は試合に出続けながら、練習の質と量を上げていく段階にあり、試合前練習では打撃、守備、走塁について逐一、指導を受け、試合後は打撃練習に取り組むこともある。今は目の前のことで精いっぱいという感じ。まだまだ試合に出続けるスタミナが足りないというのが首脳陣の見解です」(日本ハムOB)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?