くすぶる香川待望論…それでも西野監督は“本田ありき”固執

公開日: 更新日:

 これには、スイス戦にトップ下で先発出場しながら、決定的な仕事がなにひとつできなかったMF本田が、チーム内で評価ガタ落ちだったことも無関係ではない。スイス戦の後に主将のMF長谷部が「(攻撃に)迫力、アイデア、精度を欠いて手詰まり感があった。これからは攻撃面を改善しないといけない」と悲壮感を漂わせていたが、チームの大黒柱のコメントだけに影響力は強い。

「でも、西野監督にその気はサラサラない」とは前出マスコミ関係者だ。

「指揮官は<まずは本田ありき>のチームづくりしか考えておらず、ガーナ戦の3バックでもスイス戦の4バックでも、攻撃のキープレーヤーに本田を据えた。西野監督というのは一度、こうと決めたら絶対に譲らないガンコ者。どんなに本田が調子を落とそうが、どれだけ香川が絶好調をアピールしようが、西野監督は本田を切ることはない」

 この日の練習後に本田は「(コロンビア戦までの10日間で)攻撃は改善できると思う。これからは自信を過信に変えていくフェーズ(段階)。脳にポジティブなことを入れることを増やし、エゴを出していきたい」と話した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず