タフな会場で我慢比べ 全米OPはウッズとミケルソンに勝機

公開日: 更新日:

 7番のように左右に傾斜するグリーンが多く、傾斜を見極めて正確なショットを打てるかどうかが、パーセーブのカギとなり、世界のトッププロに我慢を強いる大会になる。

 特にパー3は2番、7番、11番の3ホール。そしてパー4は4番、10番、13番、18番が難しいとされ、多くのホールでボギーを叩かないことが上位進出のカギとなる。

 ちなみに今季米ツアー統計では、パー3でスコアが良いビッグネームはミケルソンが2位、ジョンソン14位、スピース24位。パー4ホールではジョンソン1位、J・ローズ3位、トーマス4位、ミケルソン5位。

 そしてパッティングでは、1位J・デイ、2位ミケルソン。アラウンドグリーンのデータでは、デイ3位、P・リード4位、ウッズが5位と好成績を残している。

 特にミケルソンは、04年大会では優勝したグーセンに2打差をつけられたもののアンダーパーでラウンドしたのは2人だけと経験もある(ちなみに丸山茂樹は同大会4オーバーで4位タイ)。


 日本勢は松山英樹小平智、秋吉翔太、星野陸也の4選手が出場するが、タフな設定に不慣れな初出場の秋吉と星野、さらに飛距離不足の小平は苦戦しそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方