選手が言いたい放題…西野Jのコロンビア戦に“3つの火種”

公開日: 更新日:

「前任者ハリルはミーティング中に選手からの質問は受け付けず、一方的に戦術的な指示を押し付けた。西野監督は、口が重い上に自分の考えを言葉にして理路整然と伝えるのが苦手。選手同士のミーティングを推奨しているが、これがチーム作りにマイナスに作用している。MF大島が『欧州組の選手など成功体験をそれぞれ持っており、各自が<自分のやりたいサッカー>を主張するばかりでひとつの方向に進んでいかない』とコボしていた」(前出の記者) 

 このことにドイツサッカー協会公認S級コーチの鈴木良平氏が「あり得ない」とこう続ける。

「サッカーの代表監督の仕事は何か? まずは有能な選手を選び、自分のやりたい戦術をチームに落とし込み、そして選手の能力が最大限に発揮できるように全身全霊を注ぐことです。西野監督は就任後、テストマッチ3試合で3バック、4バックを試して布陣も14通り試した。確固たるチーム戦術がなく、試行錯誤するしかなかったとするならば、ロシアで西野ジャパンには期待できず、2戦目セネガル、3戦目ポーランドとの試合も苦戦は免れないでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした