スウェーデンに惜敗 韓国は大会後“恒例”の監督問題が勃発

公開日: 更新日:

 韓国が1次リーグ初戦で、スウェーデンに0―1で敗れた。前半から押し込まれながら、体を張った守備で耐え抜いていたが、後半20分、DFグランクビスト(33=クラスノダール)にPKを決められ、そのまま0―1で敗れた。

 韓国国内では早くも申台竜(47)監督の采配を疑問視する声が噴出し、首筋が寒くなってきた。今年4月にハリルホジッチ監督が解任され、西野監督が就任した日本以上に、韓国は代表監督がコロコロ代わるのだ。

 前監督のシュティーリケ氏はアジア最終予選を2試合残したところで電撃解任された。それでも同氏の韓国代表監督在任期間は2年8カ月で歴代最長。解任後、「ドイツ代表は過去20年の間に監督はわずか3人だが、韓国は4年間で3回も代わった。忍耐が必要だが、韓国には忍耐がなかった」と韓国メディアのインタビューに答えている。韓国代表は最近20年間で13人が監督を務めた。2年と持たない計算。同期間で日本は8人だ。

「後を継いだ申監督も最終予選2試合をスコアレスドローで本大会出場を決めたけど、国民に認められることはなかった。その後、昨年10月の親善試合でロシアに4失点、モロッコに3失点で連敗すると、国内世論は爆発寸前。それでも11月にコロンビア、12月に日本に勝ってギリギリで踏みとどまった。もともとそんな雰囲気。今回は勝たない限り、交代は避けられないとみられています」(韓国メディア)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”