バース記録まで2 ヤクルト山田は15年前から「フライ革命」

公開日: 更新日:

 マジック点灯を阻止した。昨2日の広島戦、ヤクルト山田哲人(26)が1本塁打を含む4打数3安打3打点と大爆発。歴代2位タイとなる連続試合打点を11試合に伸ばし、ランディ・バースの持つプロ野球記録の13試合まであと「2」に迫った。

 現在、打率は.320(リーグ3位)、25本塁打(同2位)、26盗塁(同1位)で2年ぶり3度目のトリプルスリーも射程圏内。山田を指導してきた杉村巡回コーチは大不振に終わった昨季との違いについて「体のキレが全然違う。スイングスピードも速くなったし、バットが素直に出ている」と話す。

 メジャーでは今、「フライボール革命」が大流行。ゴロを転がせという日本の少年野球的理論とは真逆の考え方だ。極端な守備シフトの影響もあって、フライによる安打率が増加。選手はこぞってフライを打ち、それを本塁打量産につなげている。時折、極端なアッパースイングを見せる山田に「フライボール革命」というワードをぶつけると、「プロ野球の正解はひとつじゃない! フライボールとか気にしたことない」と言いながら、こう続けた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

  2. 2
    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

  3. 3
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

  1. 6
    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7
    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

  3. 8
    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

  4. 9
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  5. 10
    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮

    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮