第3次原巨人の組閣着々 “クセ者”元木大介氏の入閣が内定

公開日: 更新日:

■「密かに自慢したいのが盗塁数」

 それにしても、守備はともかく、走塁コーチが務まるのか。現役時代は自他ともに認める「鈍足選手」。が、かつて日刊ゲンダイ連載ではこう言って胸を張っていた。

「現役時代の成績で、密かに自慢したいのが盗塁数。通算1205試合で21盗塁。いや、少ないのは分かっていますが、鈍足だからしょうがない。でも、ゲームの流れを変えたり、勝利に直結する盗塁が少なくなかったと自負しています。投手のクセを盗み、捕手の配球を読む。足は遅くとも、きちんとした準備とスタートを切る勇気さえあれば、特にバッテリーの警戒心が薄れる三盗は、成功率がグンと高まる。

 実は走塁にも自信があった。投手の持ち球、クイックの巧拙、バッテリーの性格、配球の傾向などを頭の中で反芻し、『前の打席でこの打者をフォークで三振に打ち取ったな。この打席も追い込んだらフォークか。ショートバウンドする可能性はあるな』などと想定し、1歩でも2歩でも多くリードオフを取った」

 お手並み拝見だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    森保監督がブライトン三笘薫を代表招集外にしたウラ側…10日パラグアイ戦、14日ブラジル戦へ

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  2. 7

    フリーの風間俊介&生田斗真は大活躍も…旧ジャニ「ドラマ班」次世代は“自称”止まりの寂しい現状

  3. 8

    テレビはグルメ、熊、線状降水帯ばかり…もっと大事なことを放送したくないための隠れ蓑か

  4. 9

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  5. 10

    次の自民党総裁選が誰でも菅義偉が“陰の主役”…絶対王者の力の源泉は何なのか?