手術明け大谷帰国は「メリットあり」元トレーナーが明かす

公開日: 更新日:

 ア・リーグ新人王に選出されたエンゼルス・大谷翔平(24)が22日午前、日本記者クラブ(東京・千代田区)で会見。二刀流が認められてのタイトル獲得に「誰が受賞するのか分からない状況だった。率直にうれしかった」と話した。

 レギュラーシーズン終了後の10月1日に肘の靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術を受けた右肘の状態は「順調に来ている。日常生活で特に不自由することはない」と順調な回復ぶりを口にした。

 来季は二刀流を封印し、DHに専念することが決まっている。復帰時期は「今の段階でいつごろというのは特定できない」とし、二刀流を断念する可能性は「今の段階では全くない」と2020年の完全復活を見据えた。

 大谷は前日に帰国。「術後から2カ月弱。今後も継続してやっていく」という大谷のリハビリメニューに、握力強化、肘の屈伸、屈曲運動などが加わる。地味で単調な動きの繰り返しだけに、TJ手術を受けた選手にとっては気分がめいる頃でもある。適応力のある大谷でも、不慣れな米国で面白みのないリハビリを繰り返すよりも、生まれ育った日本でこなした方が効果的だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    やす子「ドッキリGP」での言動が物議…“ブチ切れ”対応で露呈してしまった芸人の器量と力量

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました

  1. 6

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  2. 7

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル

  3. 8

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も

  4. 9

    ドジャース大谷翔平の突き抜けた不動心 ロバーツ監督の「三振多すぎ」苦言も“完全スルー”

  5. 10

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ