手術明け大谷帰国は「メリットあり」元トレーナーが明かす

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 ア・リーグ新人王に選出されたエンゼルス・大谷翔平(24)が22日午前、日本記者クラブ(東京・千代田区)で会見。二刀流が認められてのタイトル獲得に「誰が受賞するのか分からない状況だった。率直にうれしかった」と話した。

 レギュラーシーズン終了後の10月1日に肘の靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術を受けた右肘の状態は「順調に来ている。日常生活で特に不自由することはない」と順調な回復ぶりを口にした。

 来季は二刀流を封印し、DHに専念することが決まっている。復帰時期は「今の段階でいつごろというのは特定できない」とし、二刀流を断念する可能性は「今の段階では全くない」と2020年の完全復活を見据えた。

 大谷は前日に帰国。「術後から2カ月弱。今後も継続してやっていく」という大谷のリハビリメニューに、握力強化、肘の屈伸、屈曲運動などが加わる。地味で単調な動きの繰り返しだけに、TJ手術を受けた選手にとっては気分がめいる頃でもある。適応力のある大谷でも、不慣れな米国で面白みのないリハビリを繰り返すよりも、生まれ育った日本でこなした方が効果的だ。

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