法大野球部監督に暴力指導発覚 バットで殴打し腹パンチも

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 日本学生野球協会の内藤雅之事務局長に聞くと、「1週間ほど前、『監督が暴力を振るっている』といった内容の投書は来ました」と外部通報があった事実を認めたうえで、「被害者だという人の名前が5人くらい書いてありましたが、具体的なケガの内容は書いていませんでした。今はその事実確認を法政大へお願いして、報告書をお待ちしている段階。問題が事実であれば、審査室会議という第三者委員会の場で処分を決めると規則で決まっていますので、最終的にはそこで決まります。前回の真木助監督のときと(手続きの流れは)同じです」。

 法大野球部の神谷部長は「大学の広報課に問い合わせてください」。すると同大学の広報課は、次のように回答した。

「そのような告発が大学と日本学生野球協会にあったことは認識している。大学に対して日本学生野球協会から事実確認の依頼がきたため、調査のうえ報告する予定である。現在、保健体育センターや野球部が、事実確認のために、当事者に対して聞き取り調査中である」

 調査結果によっては、法大野球部の歴史にいよいよ傷がつくことになる。

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