法大野球部監督に暴力指導発覚 バットで殴打し腹パンチも

公開日: 更新日:

■昨年10月には助監督の暴力問題が

 この一件から部内には「青木監督は怒ると手を出す」と異常な緊張感が張り詰めるようになったという。実際、ノックバットで体を小突かれ、下半身を叩かれた選手は何人もいるそうだ。

 法大野球部は昨年10月にも暴力問題が明るみに出たばかりだ。16年に真木将樹助監督(42)が選手に練習態度を注意する際、ビンタなどの暴力行為に及んだことが発覚。11月から4カ月の謹慎処分を受けている。

 真木助監督も法大OB。当時は通算25勝を挙げたエース投手で、97年ドラフト1位で近鉄に入団。16年3月、投手力に課題のあったチームを再建するため、投手コーチに就任、昨年1月から助監督となっていた。

 3年前、野球部内外で当時はコーチだった真木助監督の指導法が問題になり始めると、青木監督に対しても暴力指導をやめるよう注意を促すOBもいた。

「法大OBのあるパ球団スカウトがグラウンドに来て、部員に助監督の暴力行為を確認していたのです。部員が認めると、青木監督と真木助監督の2人を野球部行きつけのソバ屋へ連れて行き、やめるよう注意した。それから頻度は減り、助監督の暴力が明るみに出てからは、青木監督もかなり“静か”になってはいるのですが……」(別のOB)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情