日ハム輝星は「プロで通用しますか」荒木二軍監督に聞いた

公開日: 更新日:

■一軍帯同も

 ――評論家をうまく使うという。

「山本昌や川上のように名前があるOBは、輝星も知っていると思う。監督、コーチの話とはまた違った捉え方をするはず。もし山本昌に言われたら、すごく耳を傾けるだろうからね」

 ――栗山監督はなるべく早い段階で仕上げてほしいという考えがあると聞きました。

「そういう話は来ている。去年の高卒新人の田中瑛と北浦はそこに合わせるという感じではなかったけど、2人に関しては、まず16日の紅白戦に合わせていこうと」

 ――結果によっては一軍帯同も?

「そこはマウンドの姿を見て、栗山監督が判断するわけだから。それに応じて、その方針で動くことになると思う」

 ――単刀直入に聞きますが、吉田はプロで通用しますか?

「通用すると思う。ランニングメニューでは一生懸命、先頭を走っている。そこはうれしいし、結構評価をしている。練習が終わった後に熱心に映像をチェックする姿も見ていると、ちゃんとやる子なのかなと。ちょっとでも抜くようなところがある選手は心配。能力があっていい時はあるかもしれないけど、続かないで落ちていったりする。勝てる投手は一生懸命取り組む。輝星はそれができる選手だと思ってます」

(聞き手=藤本幸宏/日刊ゲンダイ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  2. 7

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  5. 10

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です