日ハム輝星は“天性の人たらし” キャンプと自主トレに密着

公開日: 更新日:

 吉田輝星は今、沖縄・国頭のリゾートホテルを拠点に、キャンプ生活を送っている。

 高卒3年目捕手の郡拓也(20)と、同期の5位・柿木蓮(大阪桐蔭)との3人部屋。郡は、昨年のキャンプも高卒新人だった田中瑛斗、北浦竜次と同じ部屋だった。新人選手の“世話役”を務める郡は「こういう役割ももう慣れましたね」と、部屋での吉田の様子をこう話す。

「明るい子だなと思います。高校時代は実家通いで、集団生活は初めてでしょうけど、全く苦にしている様子はありません。キャンプ初日は僕が輝星と柿木を起こしました。普段、輝星は僕が起きたらその物音を聞いて起きますけど、柿木はなかなか起きない(笑い)。部屋では日常会話をしたり、iPadで自分の投球映像を見たり、海外ドラマの『プリズン・ブレイク』にハマってますね。シーズン5くらいはもう、突入しているんじゃないですか(笑い)。僕が寝ている間も、柿木と2人で野球のこととかいろいろ話してるみたい。熱い部分を感じますね」

 郡はキャンプ2日目、吉田の初ブルペンで捕手を務めた。

「投げる前に、吉田が『もし真っスラしていたら、教えてください』と言ってきたので、実際にそうなった時は、伝えました。今のフォームが高校時代の良かったときと比べてどこが違うか、本人は分かったみたいで、『大丈夫です』と言ってました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」