今季は精彩欠く畑岡奈紗「スイングの狂い」をプロが指摘

公開日: 更新日:

「2年前よりボールの近くにアドレスしているのがわかります。日本女子オープンに勝った時はフォロースルーが左肩に抜けていました。ところが先週はトップは同じ位置に収まっていますが、頭を少し右に傾けながら下半身をジャンプアップして、やや縦に抜ける軌道になり、左首へとクラブが高く抜けています。それがショットの不安定要素になり、スコアにつながらないと考えられる。畑岡は欧米プロに比べて身長は低く、手足も短い。飛ばそうとアッパーに振るよりも、ダウンスイングで左膝を伸ばした後に左腰を回転させて早くインサイドに振り抜いたほうが方向性は安定し、飛距離も伸びる。本来の持ち味である体の回転スピードを生かしたスイングを取り戻すことが先でしょう」

 メジャー優勝を意識して飛距離アップに取り組み、それが原因でスイング軌道に狂いが生じているともいえる。来月上旬にはメジャー初戦のANAインスピレーションがある。早急な修正が必要だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発