若手に侍Jは“超狭き門” 東京五輪で日の丸背負うは何人?

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 10日に行われた侍ジャパンのメキシコとの強化試合。日本は6―0で勝利した。今季の開幕を29日に控えていることもあり、各球団の主力の多くが招集されなかった。「日本代表」とは名ばかりの若手中心のメンバー構成で、将来的に楽しみな面々は多いとはいえ、最大目標である東京五輪はもう1年4カ月後に迫っている。

 東京五輪のベンチ入りメンバーは24人になる見通し。少数精鋭で臨む以上、今回のメンツで実際に五輪で日の丸を背負うのは、ごくごく少数になる。

 確実に選出されそうなのは、常連メンバーである山崎康(DeNA)くらい。昨年の日米野球でも活躍した甲斐(ソフトバンク)はチームではまだ1試合を通してマスクをかぶっていない。昨季「3割、30本、100打点」をマークした岡本(巨人)も、活躍したのは1年だけ。昨季セーブ王の森(ソフトバンク)、稲葉監督のお気に入りといわれる上林(同)にしても、出られる保証はない。

「侍の主砲である筒香(DeNA)らメジャー挑戦を公言している選手の動向は人選に影響するが、今回のメキシコ戦はあくまで参考記録。若手は11月の『プレミア12』のメンバーに選出され、どこまでアピールできるかです」

 とは、放送関係者。代表への道のりはまだまだ遠い。

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