巨人は深刻な“単発病” 毎日猫の目打線でつながらずOB苦言

公開日: 更新日:

 巨人打線がつながらない。

 5日の楽天戦で9安打を放ちながら、得点は坂本勇のソロ本塁打と岡本の適時内野安打による2点のみで競り負けた。

 交流戦初戦の前日は陽のソロ、ビヤヌエバの逆転2ランの2発3得点で空中戦を制したが、これで1勝1敗となった。

 最近の巨人は“一発病”にさいなまれている。といっても、投手陣が打たれることではない。本塁打でしか点が取れない、いわゆる“単発病”である。

 チーム本塁打数は12球団2位の74本。数年前までの貧打を考えれば、やっと“らしさ”が戻ったとはいえる。当然、相手には脅威になる一方、攻撃が単発で終わってしまうケースも目立つ。

 前カードの中日3連戦は、奪った12点のうち9点が本塁打で叩き出したものだった。その前の広島阪神戦をみても、19点中16点と全得点の8割以上が一発によるものとなっている。本塁打が出れば勝つし、出なければ負ける――。最近の巨人はそんな単調な点の取り方しかできていない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か