復帰は鬼門ロッテ戦 巨人菅野につきまとう腰痛再発の不安

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 セの3位で交流戦に突入する巨人には、不安材料が少なくない。当初から不安視されたリリーフ陣の防御率はリーグ5位の3.84。先発投手と打線の頑張りで5月20日までは首位に立っていたものの、その先発陣にも陰りが見え始め、20日時点で3.54だったチーム防御率は3.80まで悪化している状況である。交流戦開幕カードとなる楽天戦には今村と、ともに今季初先発となる田口、桜井の若手3人が登板する苦しい台所事情だ。

「中でも心配なのが、エースの菅野の状態です。先月21日に腰の違和感で登録抹消され、さる2日になって離脱後初めてブルペン投球を行った。本人は『いい感じ』と言っているようだが、同じく腰を痛めて4月14日に抹消された内野の吉川尚はいまだに二軍でも実戦復帰できていない。もちろん、故障の程度に差異はあろうが、腰痛はなかなか完治しにくいことは確か。そこへ持ってきて、重鎮OBの広岡(達朗)さんが、野球雑誌のコラムで、菅野が前回の原監督時代にも腰を痛めていた、と明かした。古傷と化しているなら、交流戦で一軍に戻ってきたあとも、常に再発の可能性を心配しないといけない」(巨人OB)

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