NBAサマーリーグ開幕 八村はウィザーズ集客面も即戦力候補

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 日本人初のドラフト1巡目ルーキーが、いよいよベールを脱ぐ。

 若手選手主体のNBAサマーリーグ(ネバダ州ラスベガス)が5日(日本時間6日)に開幕。ワシントン・ウィザーズへの入団が決まったスモールフォワード八村塁(21=ゴンザガ大)は、6日(同7日)にニューオーリンズ・ペリカンズと初戦を迎える。

 相手のペリカンズは、6月のドラフトで全体1位指名されたパワーフォワードのザイオン・ウィリアムソン(18=デューク大)の出場が濃厚だ。ドラフト1位ルーキー同士の直接対決とあって、会場のトーマス&マック・センターの前売りチケット(約7000席)は早々と完売。当日は1000人近い立ち見客が見込まれるなど、ルーキーによるマッチアップは全米の注目を集めている。

 即戦力として期待される八村はチームのビジネスにも貢献しそうだ。

 ウィザーズは1試合平均1万8283人を記録した2014―15年シーズン以降、集客に苦戦(本拠地キャピタルワン・アリーナの収容人員は約2万人)。チーム成績が振るわないこともあり、15―16年シーズン以降は1試合平均1万8000人に届かず、主力に故障者が続出した昨季は同1万7487人。NBA30チーム中19位だった。

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