巨人50勝一番乗り&リーグ貯金独り占めで「CS不要論」再燃

公開日: 更新日:

 巨人の貯金が19になった。

 16日のヤクルトに勝って後半戦も連勝スタート。三回に一度は追いつかれながら、直後に1番亀井の適時打で簡単に勝ち越すと、七回にはその亀井が右翼席にソロ本塁打を叩き込み、八回の8番小林の適時打でダメを押した。

 これで、12球団一番乗りとなる50勝。試合後の原監督が「50勝?そうですかと言うしかない。そうですか」とヤニ下がるのも当然で、巨人には18日にも優勝マジック48が点灯する。

「二回1死一、三塁からの投手山口のスクイズ、2点リードの八回1死一塁のビヤヌエバの打席ではカウント1ボールから代打の重信を送るという大胆采配。その重信がエンドランで走者を二塁に進めて、小林の適時打につなげた。原監督でなければなかなかできない用兵であり采配で、それがズバリと当たる。戦力とベンチワークで他球団を圧倒している印象です。このままいけばCS(クライマックスシリーズ)不要論が改めて議論になるのではないか、と余計なことまで考えたくなってしまいますね」(評論家の橋本清氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー