巨人50勝一番乗り&リーグ貯金独り占めで「CS不要論」再燃

公開日: 更新日:

 実際、セ・リーグの貯金は巨人が独り占め。2位以下の5球団はすべて借金を抱えているという状態だ。16日現在のゲーム差が10・5という大差であることを考えれば、遅からず2位以下の球団がCS出場狙いに切り替える可能性が高く、そうなれば巨人の貯金は増えていくばかりである。

 広島が23の貯金を積み上げて優勝した昨年は、借金4の巨人が3位でCSに進出。

 評論家の権藤博氏は、ペナントレースの行方がほぼ決した9月に本紙のコラムで、【みっともない、としか言いようがない。今年も広島に独走を許したセの5球団。ヤクルトを除く3位以下の球団は、借金を抱えたままCS進出争いを展開している。トップの広島に15ゲーム以上も離されているのだから、本来は、「参りました」と潔く負けを認めなければいけないところだ。それが、下克上だなんだと悪あがき】と憤慨しながらつづり、CSは本当に必要なのか、と問うた。

 このまま、巨人が貯金を独占したままゴールテープを切るとすれば、確かにセ5球団にCSに出場する資格などないのではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー