高年俸の根尾らに食事奢る 広島小園はハングリーが原動力

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 15日、広島小園海斗(19)が一軍に再昇格した。11日のフレッシュ球宴では先頭打者本塁打を放ってMVPを受賞。賞金100万円を獲得した。試合後には同じ高卒ルーキーの中日・根尾、ロッテ・藤原と3人で食事へ。仙台名物の牛タンに舌鼓を打ち、野球談議に花を咲かせたという。

「久しぶりにゆっくり話せました。根尾とは高校で(甲子園やU18大会などで)一緒でしたし、藤原は中学の時の(枚方)ボーイズから一緒で親同士も仲がいいんです。高校のときは買い物に行くこともあって、親も一緒でしたけど、3人で洋服を買ったり。根尾はあんまり私服を持っていなかったですね。僕もおしゃれはしたいんですけど、できていないタイプです(笑い)」

 良きライバル、良き仲間である3人だが、小園にはどうにも腑に落ちないことがある。仙台での食事会の代金を、球宴MVPで100万円の賞金をゲットした小園がひとりで支払ったことだ。

「だって、あの2人は年俸が僕の倍くらいありますからね。(賞金の)100万円合わせても僕のほうが少ない。でも、あの流れだと、ごちそうする感じだったし、断れなかった……。空気を読んじゃいました(笑い)」

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