巨人は今年も大補強へ着々 即戦力投手逃しドラフト大誤算

公開日: 更新日:

 さる球界関係者がこう言う。

巨人は1位のくじ引きを2度外した昨年、その後に総額40億円とされる大補強を敢行した。今年も同じですよ。外れ外れ1位から指名を高校生の『将来性』重視に切り替えたのは、『即戦力』は昨年同様、大補強に走るつもりだからでしょう。野手はもちろん、FA権を取った投手では、広島・野村、楽天・美馬、西武・十亀、ロッテ・益田あたりが市場に出る可能性がある。外国人では契約が切れる最優秀中継ぎ賞の中日・ロドリゲスらの動向を注視しています」

 日本シリーズの40人枠から外れた開幕守護神のクックがこの日、米国へ帰国した。守護神候補として今季加入も、13試合の登板で、0勝2敗6セーブで防御率は4・80に終わった。クックはこのまま退団となりそうで、当然、外国人補強にも力を入れる見込みだ。前日のドラフトの結果を受け、球団のフロントは、日本シリーズどころではなくなったのではないか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  2. 2

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  3. 3

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 4

    小嶋陽菜はブランド17億円売却後に“暴漢トラブル”も…アパレル売れまくりの経営手腕と気になる結婚観

  5. 5

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  1. 6

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  2. 7

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  3. 8

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 9

    「仮面の忍者 赤影」で青影役 金子吉延さんは週5日の病院通いで「ダイジョーブ?」

  5. 10

    また日本中がブラック企業だらけになる…高市首相が案の定「労働時間規制」緩和指示の醜悪