巨人は今年も大補強へ着々 即戦力投手逃しドラフト大誤算

公開日: 更新日:

 19日に開幕する日本シリーズの監督会議が18日、ヤフオクドームで行われた。

 第1戦を本拠地で戦うソフトバンクの工藤監督(56)が「ホークスは千賀滉大投手で発表しようと思います」と先に仕掛けると、巨人原辰徳監督(61)も「我が軍は山口俊でいきます」と呼応。今シリーズは予告先発を採用することが決まった。

 前日に行われたドラフト会議では、原監督が抽選を2度外し、外れ外れ1位で青森山田高の151キロ右腕・堀田賢慎(18)の交渉権を獲得した。指揮官は「凄く注目された選手以外では『将来性』はナンバーワン」と言ったが、2位で190センチ右腕のJR東日本・太田龍(20)を指名した以外は、6人中5人が高校生となった。

 しかし、さるチーム関係者によると、原監督は今回のドラフトで「即戦力投手」を強く要望していたという。だからこそ「即戦力と将来性の両方」(原監督)を兼ね備えた奥川が欲しかった。だが、重要視していた外れ1位でも社会人ナンバーワン右腕の呼び声高い東芝・宮川哲(24)の抽選を外した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か