エディー・ジョーンズHCはラグビーW杯優勝でいくら儲かる

公開日: 更新日:

 優勝候補のニュージーランドを破り、03年豪州大会以来、16年ぶりの決勝進出を決めたイングランド。前回15年英国大会でのプール戦敗退から、ラグビーの母国を4年間で立て直したのが前日本代表ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズHC(59)だ。

 規律を重視し、チームの和を乱す選手は主力であっても代表から外すなど、一貫した厳しい姿勢で再建を図った。イングランド協会はその手腕を評価し、次回23年大会までの契約延長を検討しているという。

 イングランドにウェブ・エリス・カップ(優勝杯)を奪還すれば、ジョーンズHCの懐は潤うのか。

 同HCは18年1月に21年までの契約延長に合意した。年俸約9000万円は各国のHCを抑えて最高給とはいえ、契約内容に優勝ボーナスなどは含まれていない。今大会、イングランドに栄冠をもたらしても、現在の契約では昇給は望めない。

 日本では選手に猛練習を課して国際レベルに引き上げた指導力が注目を集め、15年の退任後も企業などの講演に引っ張りダコ。そのカリスマ性から、飲料や化粧品、アパレルメーカー、証券会社など、複数の企業とスポンサー契約を交わした。日本で仕事の依頼が相次ぐことから、渡英後もしばらく都内に住居を構えていたほどだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝