ポスティング移籍を狙う筒香 内野グラブ持参の本気度は

公開日: 更新日:

 ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すDeNA・筒香嘉智外野手(28)が、渡米に向けて準備に抜かりがない。

 筒香を巡っては11月のGM会議でブルージェイズのロス・アトキンスGMが「彼は素晴らしい打者。優れた才能がある」と高く評価。複数の米メディアの報道では、外野手が手薄なチームが入札に動くとされているが、本人は外野守備にはこだわらない姿勢を見せている。

 筒香は弱肩の上に、守備範囲も狭く、外野守備に難がある。渡米後は出場機会を与えられない可能性もあるだけに、自らチャンスを広げるために、内野守備にも備えているという。

 筒香に近い関係者によれば、メジャー移籍にあたり、本職の外野用だけでなく、三塁や一塁のグラブ作製を契約するスポーツ用品メーカーに依頼。2月のキャンプには3種類のグラブを持参するそうだ。

 内野もこなせれば、出場機会も拡大するとあって「チャンスがあれば、外野にこだわらない」と話しているという。

 今季の筒香は本職の左翼以外にも、三塁を27試合守った。5年ぶりのサードながら、失策はわずか1個。2個の併殺を完成させるなど、まずまずのフィールディングを見せていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後