ジャンプW杯・小林陵が今季5試合目で初優勝 葛西は33位

公開日: 更新日:

 日本人王者が調子を上げてきた。

 ノルディックスキーのW杯男子ジャンプ(独・クリンゲンタール)は15日(現地時間)、個人第5戦(HS140メートル)を行い、昨季個人総合を制した小林陵侑(23)が、いずれもトップの136・5メートル、134メートルを飛び、277・0点をマーク。今季初優勝で、W杯通算14勝目を挙げた。

 今季、個人5試合目で初めて表彰台の真ん中に立った小林は「いいジャンプを2回とも揃えられたのでよかった」と、まずは安堵の表情。今後は連覇に向けて欧州勢のライバルとの争いが熾烈になるだけに「ここから大変になるが、自分のビッグジャンプを続けていきたい」と、気を引き締めるように話した。

 ベテランの葛西紀明(47)は2回目に進めず33位に終わった。

【写真特集】小林陵侑 ジャンプ週間4戦全勝優勝(グランドスラム)達成

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋