ダル放出に現実味 カブス“贅沢税”で年俸総額削減の方針

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 来季のぜいたく税を回避するため、今オフはクリス・ブライアント(年俸約14億2000万円)、カイル・シュワーバー(同3億7000万円)ら、主力野手のトレードを模索しているが、一向に進展する兆しはない。

 そんな状況下、FAの目玉投手だったコール(ヤンキース)、ストラスバーグ(ナショナルズ)の獲得に失敗し、エース級を補強したい球団から、トレードによるダル譲渡の打診が殺到しているという。

 ダルは契約を2023年まで残しており、来季から4年間の年俸総額は約92億円。ダルを放出すれば、カブスは一気に人件費削減を図れ、獲得する球団もストラスバーグ(7年約266億円)、コール(9年約353億円)のように、べらぼうな金額を出さなくても、計算できる投手を手に入れられる。両球団にとってメリットは大だ。

 ダルは今オフ、オプトアウト(契約破棄してFAになる権利)を行使せず残留。契約には10球団以上へのトレード拒否条項が盛り込まれている。移籍が実現するかは本人次第とはいえ、秋山と入れ替わりになるかもしれない。

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