ダル放出に現実味 カブス“贅沢税”で年俸総額削減の方針

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 レイズ・筒香、ブルージェイズ・山口らといった所属先が続々と決まる中、日本人右腕の去就に注目が集まっている。来季でメジャー9年目を迎えるカブス・ダルビッシュ有(33)がトレード要員として浮上しているのだ。

 今季のダルは31試合に登板して6勝8敗、防御率3・98。勝ち星に恵まれなかったものの、奪三振数(229)を2年ぶりに200個の大台に乗せ、昨季苦しんだ右上腕部の故障からの完全復活をアピールした。

 今オフはリクルーターとしても活躍しており、地元メディアなどによれば、カブスのフロントが西武からFAでメジャー移籍を目指す秋山翔吾外野手(31)と面談した際は同席したという。ダルはチームの補強にも一肌脱いだわけだが、秋山との交渉を最後に移籍する可能性が高まっている。

■大リーグ機構から課された「ぜいたく税」の影響

 今季の年俸総額が2億2000万ドル(約241億円)だったカブスは、大リーグ機構から、レッドソックス、ヤンキースの2球団とともに、ぜいたく税を課された。カブスは3年ぶりの課税で、支払額は760万ドル(約8億3000万円)となり、今オフは年俸総額を削減する方針を打ち出している。

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