ライバル消えても…阿部の「巨人監督」を脅かす大穴の存在

公開日: 更新日:

 このオフは誰よりも多忙だ。

 今季限りで19年間の現役生活にピリオドを打った巨人阿部慎之助二軍監督(40)。秋季練習から指導者人生をスタートさせると、11月にはドミニカ共和国、プエルトリコの中南米諸国を視察。その後は台湾へ飛び、ウインターリーグに参戦中の若手を視察した。帰国後は北海道で毎年恒例のトークショーを行い、最近は表彰式をはしごする超多忙な日々を送る。原監督の契約はあと2年。トークショーの際、“ポスト原”についてファンに聞かれると、「そうなるんだろうと誰もが思っているかもしれないけど、世の中は分からないもの。来年は二軍監督という仕事をいただいた。選手を育てなければいけない。まずはそこに集中したい」と話していた。

 現段階で次期監督の最有力候補なのは間違いない。ライバルたちが“急落”しているというのだ。

「対抗馬とされる松井秀喜は相変わらずノラリクラリ。2015年から務めるヤンキースGM付特別アドバイザーの仕事にやりがいを感じているようで、ニューヨーク生活を引き払う気があるのかどうか……。3番手候補とみられる高橋由伸前監督の再任はしばらくなさそう。現状、阿部を脅かすライバルは皆無です」(チーム関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

  3. 3
    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

  4. 4
    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

  5. 5
    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

  1. 6
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7
    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

  3. 8
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  4. 9
    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異