13歳で3回転アクセル跳ぶ “次代の新星”吉田陽菜の悩みは…

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吉田陽菜(全日本総合19位/SP50.96点、フリー98.76点)

 粗削りながら、若手のホープと期待が高い。

 吉田陽菜(14)は12歳のとき、2017年ノービス選手権で初優勝。その後はケガの影響などもあり、翌年の同選手権は棄権した。それでも昨年夏のげんさんサマーカップでトリプルアクセルに成功。当時は13歳という年齢もあって、次代の新星と騒がれた。

 思春期の吉田にとって、悩みのタネが身長だ。ここ1年で数センチ伸び、12歳のときは140センチだったのが、現在は150センチ以上あるという。フィギュアスケートは体型の変化に大きく左右される競技。中でもジャンプは高さ、回転軸、着氷したときのバランスなど、すべてに影響する。成長したがゆえにジャンプの成功率が落ち、才能を発揮できなかった選手は枚挙にいとまがない。

 今大会では失敗したものの、トリプルアクセルは吉田の大きな武器。修正に励めば、さらなる飛躍も期待できる。

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