国別対抗戦SP首位 紀平梨花の闘争心育てた幼少期の原体験

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 11日、今季のフィギュアシーズンを締めくくる世界国別対抗戦が開幕。女子ショートプログラム(SP)に登場した紀平梨花(16)は冒頭、代名詞のトリプルアクセル(3A)を成功させ、自身が持つ世界最高得点を更新する83.97点で首位に立った。

「点数が高すぎてびっくり。これまでの試合で一番良い3Aだった」

 今大会が終われば「オフシーズン」に入るが、紀平が見据えるのは2022年の北京五輪。「もう後戻りできない」と悲壮な覚悟をもっている。あと3年間、モチベーションを保つカギを握るのは、周囲を取り巻くライバルの「質」だ。

 紀平は自他共に認める負けず嫌い。その礎になったのは幼少期の原体験だった。姉の背中を追ってスケートを始めると、姉の方が上手だと言われることに悔しさを覚え、追いつけ、追い越せと猛練習に励んだ。通っていた広田幼稚園では友人同士、計算ドリルでの足し算、引き算、百マス計算、読み書き問題を競い合った。そこに楽しみながら学ぶ雰囲気はなく、あったのは友人より少しでも早く、正しい答えにたどり着きたいという欲だった。そうやって紀平の闘争心と向上心は育まれた。

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