大金払ったソフトBが恐れるバレンティンの“ハリキリ離脱”

公開日: 更新日:

「ヘンに気負わず、アイツらしくやれるのかなあ……」

 ヤクルトの球団関係者がこう話すのが、今シーズンからソフトバンクの一員となったバレンティン(35)だ。

 出来高込みで2年総額10億円の契約で入団。それでもレギュラーが約束されているわけではない。

 デスパイネ、グラシアル、バレンティンと計算できる野手は3人いる。投手も、先発のバンデンハーク、中継ぎのモイネロ、復活を期す抑えのサファテに加えて、メジャー通算54勝の先発ムーアも獲得。計7人が4枠を争う。

 さらに、左翼のポジションとDHは、デスパイネ、グラシアルとかぶる。そうした事情に加え、自身初めてのパ・リーグだ。キャンプから首脳陣にいいところを見せようとハリキリ過ぎて故障……という心配はないか。

 冒頭の関係者が言う。

「ココ(バレンティンの愛称)はウチでは不動のレギュラーで、キャンプはのんびりマイペースだった。練習試合で凡打を打って強めに走っただけで、『今年はマジメだな』なんて言われたぐらいですから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー